バンコクから車で約1時間。サムットソンクラーム県アンパワー。
ここにベンジャロン焼きで有名な工房「ピンスワン ベンジャロン」があります。
タイのお土産物屋さんでも気軽に購入できるベンジャロン焼きですが、このピンスワンのベンジャロン焼きはタイ王室御用達で人気No.1!
わざわざピンスワンのベンジャロン焼きを買いにアンパワーまで足を運ぶ人も多いとか。
私も前々からここのベンジャロン焼きが欲しくて欲しくて・・・。
でも高いしなぁ・・・と思っていたのですが、本帰国記念に主人にお願いして買っちゃいました。
今回は私がピンスワンでオーダー&購入した方法をまとめておきます。
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ベンジャロン焼きとは
ベンジャロン焼きはタイの三大陶磁器の一つで、他にセラドン焼き、ブルー&ホワイト(染付または青花)があります。
ベンジャロン焼きは、スコータイ王朝時代からアユタヤ王朝に変わる16世紀末から17世紀にかけて中国より伝えられたタイを代表する高級磁器です。
古代サンスクリット語で数字の5をあらわす「ベンジャ」と色をあらわす「ロン(グ)」が語源となっていて、「5色(多色)」の意味があります。
5色は多色を意味するので、5色とは限らず5色以上使われていることも。
ベンジャロン焼きの模様は全てタイの伝統柄で、職人によって1つ1つ手作業で書かれたものなのです。
ただ、タラートなどで安価で手に入るものはプリントや転写されたものも出回っているので注意。
ピンスワンのベンジャロン
ピンスワンのベンジャロンはもちろん職人が1つ1つ手作業で仕上げられたもの。
工房には、サンプル品が多く展示されているようですよ。
そんなサンプルを見ながら、気になった形・色・柄を自分好みでオーダーできるのがピンスワンの特徴。
1つ1つ丁寧に仕上げるためただでさえ完成に時間のかかるベンジャロン。
ピンスワンではオーダーしてから作り始めるため、注文してから受け取りまでに通常3ヶ月~半年かかるんです。
オーダー方法
オーダー方法は3つあります。
- 直接工房へ行く
- 自宅に来てもらう
- LINEでオーダー
直接工房でサンプルを見ながら好みのものをオーダーするのが一番なのですが、なかなか難しいという人も多いですよね。
お願いすると、サンプルをもってマンションへ来てくれます。
ただ、購入することが前提。
何人か友達と予定を合わせてお願いするのがベスト。
LINEでオーダー
今回私はLINEでオーダーしましたよ。
コロナ渦ということもあって、自宅まで来てもらえないということが一番の理由です。
私は以前からピンスワンのInstagramやFacebookを見ていたので、本帰国の時に購入するならこれがいいなぁと前もって決めていたというのもあります。
LINEでのやり取りは英語でOK。
Instagramの写真を転送して、「これと同じタイプが欲しい」とお願いするとこんな感じで色見本を送ってくれます。
好みの色を選んで、欲しい個数などをやり取りするのみ。
LINEの対応はとっても丁寧でしたよ。
ちなみにピンスワンで有名な柄は3つあって
スコータイ柄
チャクリー柄
アユタヤ柄
私はスコータイ柄とチャクリー柄で迷いに迷って、スコータイ柄にしました。
届いた!
急遽帰国が決まったということもあって、オーダーしたのは帰国の1か月半前。
船便にも入れたかったし、余裕をもって1ヶ月後には受け取りたかったんです・・・。
LINEのやり取りでは、「今は1ヶ月半くらいで発送できる」と。
「日本に帰国するので1ヶ月くらいで受け取りたい」と無理を承知でお願いすると、快くOKしてくれました。
実際に届いたのは、オーダーしてから3週間後。
とっても早かった!!
こんな感じでとっても頑丈に梱包されて届きましたよ。
そして完成したのがこちら。
とっても素敵!!
まとめ
本当は家族の人数分欲しかったけど、主人に2個までと言われ断念・・・。こういう時、主婦は辛い・・・。
ちなみに今回オーダーしたソーサー付きカップは1セット3,500バーツ!
とっても大きな買い物になったけど、いいタイの記念になりました。
実はまだ船便が届いていないのですが、届いたらこれでおいしいお茶入れて飲みたいなぁ。
店舗詳細
PINSUWAN BENJARONG(ピンスワン・ベンジャロン)
住所 | 12/1 Moo 7 tambon Bangchang Ampawa |
---|---|
地図 | Googleマップで地図を開く |
TEL | +66(0)89-136-6059 |
Website | LINE ID → @pinsuwan |
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