タイ語検定4級に合格しました!
春季の検定試験がバンコク会場では中止になり、5級を受験してから1年越しの試験です。
タイ語検定4級受験に向けて私が行った勉強方法や使っていた問題集などを紹介したいと思います。
今後受験する方の少しでも参考になればうれしいです。
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実用タイ語検定とは
実用タイ語検定とは、日本タイ語検定協会が行っているタイ語の知識レベルを図るための試験です。
試験は5級~1級まであり、各級で筆記試験・リスニング試験があります。
春と秋の年2回開催されているのですが、準2級は春季のみ、2級と1級は秋季のみの開催となっています。
ちなみに私が今回受験した4級は、以下のような査定内容になっています。
私が以前受験した5級ではタイ文字は不要でしたが、この4級からタイ文字が必須になってきます。
個人的に、文法レベルは5級と同程度なので、タイ文字を読めるようになることが合格の鍵!
下記にどんな問題が出題されるのかも紹介しているので、受験しようか迷っている方は参考にしてみてください。
合格率
私が受験した第37回 2021年秋季試験の合格率は以下の通り。
級 | 合格率 | 平均点 |
---|---|---|
5級 | 63.0% | 71.6点 |
4級 | 57.6% | 71.9点 |
3級 | 36.7% | 60.7点 |
実用タイ語検定試験公式ホームページより引用。各級共に70点以上で合格。
現時点で2級以上の2次試験が終了していないので、3級までの結果です。
タイ語検定4級問題
いざ、受験したいと思ってもどんな問題が出るのか気になりますよね。
実用タイ語検定試験ホームページにサンプル問題が掲載されているので、引用し解説したいと思います。
筆記試験はすべてマークシート方式で60分。リスニングは10分間です。
設問1
カッコにあてはまる適切な単語を選択する問題です。
問題文も選択肢もすべてタイ文字なので、単語力も文法力も必要になってくる問題。
ちなみに例文は「ディーチャン ヤーク パイ ティアウ( )プラテート アンクリット」と書かれています。
なので、カッコには選択肢2の「ティー」が入ります。
設問2
ここでは会話文です。
AさんとBさんの会話のうちどちらかの会話が空欄になっているので、選択肢から適切なものを選びます。
例文では、A:「クン タムガーン アーティット ラ キー ワン クラップ(あなたは1週間に何日働いていますか?)」と尋ねられているので、Bは選択肢2の「ユット チャポ ワンアーティット カ(日曜日だけ休みです)」が正解になります。
ちなみに、例文ではBさんが空欄になっていますが、Aさんが空欄になっている場合もあるので注意。
設問3
タイ語検定ホームページのサンプル問題では正誤問題になっていますが、近年ではここは並び替え問題です。
日本語に合うように単語を並び替えて正しい文章にします。
サンプル問題6の問題と同じです。
答えは「3241」になります。
ここでも文法が必須。
設問4
設問4もタイ語検定ホームページのサンプル問題とは異なっています。
ここでは日本語と同じ文章が書かれたタイ語の文章を選択肢から選ぶ問題です。
私が作った例文がこちら。
1.อาจารย์อยากเป็นลูกชายดิฉัน
2.ดิฉันลูกชายอยากเป็นอาจารย์
3.ลูกชายดิฉันอยากเป็นอาจารย์
4.ลูกชายดิฉันอยากอาจารย์เป็น
答えは「3」です。
ちょっと設問3の並び替えと似ているのですが、文法が分かっていなければ解けない問題です。
設問5
設問5と6は単語問題です。
設問5では、ホームページで公開されているサンプル問題4のような日本語に合うタイ文字で書かれた単語を選ぶ問題がでます。
例題では2単語になっていますが、実際は「ไป(行く)」だけのように1単語です。
設問6
ここでは、設問5の逆。
タイ文字で書かれた単語にあう意味を選ぶ問題です。
ホームページで公開されているサンプル問題5のような問題です。
設問7
4級の最大の難関である長文問題です。
A4プリント半分くらいの量の長文がタイ文字で書かれています。
長文の内容に対しての問題が5問あるので、それに対して回答します。
ちなみに、問いも選択肢もすべてタイ文字で書かれています。
リスニング1
リスニング1ではタイ語で流れてくる単語の日本語の意味を選択する問題です。
設問5と6で出題されるレベルと同じくらいの単語の難易度です。
リスニング2
タイ語で質問文が読まれるので、それについての解答を日本語の選択肢から選ぶ問題です。
「A สูงกว่า B และ C สูงกว่า A ใครสูงที่สุด(AはBより高く、CはAよりも高い。一番高いのは誰か?)」
というようにタイ語が聞き取れるのはもちろん、ちょっと考えさせる問題です。
勉強方法&おすすめ問題集
まずはタイ文字が読めることが大前提なので、タイ文字をすらすら読めるようにならなければいけません。
おすすめなのがこれ。
私も実際にこれを使ってタイ文字を覚えました。
多くの人がお勧めしている本だけあって、とってもわかりやすいですよ。
さらに必ず必要になってくるのが、過去問。
タイ文字をある程度読めるようになってきたら、一度過去問を解いてみるのがおすすめ。
自分の苦手な個所が分かると思いますよ。
最低でも2年分、できれば4年分解くといいかも。
私の場合は、とにかく単語量と読むスピードを上げたかったので、過去問を解いてわからない単語をとにかく抜き出して覚えました。
私が使ったのは、「WordHolic」というアプリ。
WordHolicのダウンロードページタイ語にも対応しているので、便利ですよ。
TLSから出版されているタイ語検定単語集も補助的に使用していました。
後はとにかくタイ文字を読むことになれるために、Twitterでタイ語のニュースをフォローして読んだりもしていましたよ。
実戦形式の問題集では、これがおすすめ。
スマホで読めるので、空いた時間で問題を解いていました。
まとめ
タイ語検定4級の勉強方法やおすすめの問題集についてまとめてみました。
ローカルのお店へ行ったときにメニューが読めるようになりたくて、勉強し始めたタイ文字。
まさか自分が、あのミミズのような形をした文字を読めるようになるなんて思ってもみなかったです。
4級の最大のポイントは長文かな。
これから勉強する人は、ぜひ頑張ってください!
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