海外在住者にとって便利な「海外転送サービス」。
日本のネットショッピングで購入した商品を海外の指定の住所まで発送してくれるというものです。
本来なら日本に住んでいる家族にお願いできるのが一番いいんですよね。
実は私、田舎に住んでいる両親に何度か頼んだこともあるんです。
が、田舎過ぎて郵便局員さんがインボイスの書き方がわからない、その都度親から連絡が来るという面倒くさいことに・・・。
結局今ではそんな面倒なことをすべて海外転送サービス会社に丸投げしちゃってます。
海外転送サービスを行っている会社はたくさんありますが、今回私が利用させてもらったのは「セカンドポスト」。
日本のネットショッピングで購入した商品を現在我が家が住んでいるタイまで発送してもらいましたよ。
実際にセカンドポストを利用してみた感想や利用方法、個人的に良かった点、気になった点などをまとめてレポートしてみたいと思います。
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利用者登録
セカンドポストの海外転送サービスを利用するには、まず会員登録をしなければなりません。
会員登録は無料で、しかも簡単!
まずはセカンドポストのホームページから、名前や住所などの必要事項をガイドにそって入力していきます。
さらに本人確認書類(パスポート、国際免許証など)の画像を転送、クレジットカードの情報を登録すれば完了です。
ほんの数十分で登録が完了しますよ。
会員登録が完了すると、こんな感じで自分専用の会員番号、住所、電話番号が作られます。
あとは、ネットショッピングでの購入時に発送先をこの宛先にするだけ。
荷物の発送まで
今回私は、楽天市場やAmazonで購入した4商品をまとめてタイまで発送してもらいましたよ。
説明不要なほど簡単なのですが、分かりやすいようにステップごとに分けてまとめておきますね。
step
1商品の購入
ネットショッピングやオークションサイトなどで商品を購入し、会員登録後に発行してもらった自分専用住所に送ります。
商品がセカンドポストの自分専用住所に到着すると、逐一メールがくるので安心です。
到着した荷物は、セカンドポストのマイページからも確認することができますよ。
step
2梱包依頼
転送してほしい荷物がすべて自分専用住所に到着したら、一括転送依頼を出して複数の荷物を1つにまとめてもらいました。
一括梱包が済むと再度メールが届きます。私の場合、次の日には梱包済みの連絡が来ていましたよ。
荷物が1つの場合、このステップは不要です。
step
3荷物保険&内容申請
セカンドポストでは、EMSの損害賠償保険を掛けることも可能です。(もちろん掛けなくてもOK)
保険といっても「あり」「なし」を選択するだけなので、簡単です。ちなみに私は掛けました。
さらに、転送してもらう荷物の内容物と金額をすべて記入します。
個人で発送すると、この内容物の転記がネックなんですよね。
インボイスは英語で書かなければいけないし、慣れていないと時間もかかります。
セカンドポストの場合は日本語で書けばOKなので、簡単。
step
4決済
最後に決済を済ませましょう。
決済が済めばあとは荷物が届くのを待つのみです。
転送料金
一番気になるのは、転送料金ですよね。
セカンドポストでの発送料金プランは以下のような感じでシンプル。
料金プラン
「国際配送料(EMS)」+「転送手数料」+「オプション料金」+「荷物保険」+「システム利用料」の合計金額
各項目の詳細は以下の通り。
転送手料金
セカンドポストで海外転送サービスを受けるすべての荷物にかかってくる料金です。
荷物の合計重量 | 転送手数料 |
---|---|
~500g | 370円 |
~1kg | 550円 |
~5㎏ | 950円 |
~10㎏ | 1,950円 |
~20kg | 2,950円 |
~30kg | 3,950円 |
オプション料金
複数の荷物を1つにまとめて転送してもらう際にかかってくる料金。荷物が1つなど、一括まとめが不要の場合は費用が発生しません。
荷物の総重量 | オプション料金 |
---|---|
~1kg | 500円 |
~30kg | 850円 |
荷物保険
EMS(国際スピード郵便)が、万が一の際に最高200万円を限度とする実損額を補償してくれます。保険の有無が選べますが、必要な場合は以下の通りです。
荷物の申請金額 | 金額 |
---|---|
~2万円 | 無料 |
2万円以上 | 2万円ごとに50円 |
システム利用料
決済をクレジットカードやPayPalで支払う際に発生する手数料です。
合計金額の5%がかかります。
実際支払った金額
具体的に今回私が荷物を転送してもらった際に支払った金額を紹介しておきますね。
ちなみに2万円未満、1,778gの荷物を一括梱包し、タイまで発送をお願いした場合の料金です。
項目 | 料金 |
---|---|
国際配送料(EMS) | 2,640円 |
転送手数料 | 950円 |
オプション料金 | 850円 |
損害賠償保険 | 0円 |
システム利用料 | 222円 |
合計 | 4,662円 |
ちなみに、セカンドポストでは国際配送料(EMS)が常に10%割引!初めて利用する人は、20%割引なんです。
お得ですよね。
私も今回初めての利用だったので、20%割引で利用させてもらいました。
荷物到着
荷物は発送連絡があってから1週間弱で到着しました。
コロナの影響で荷物が多くなっていると聞いていたので、もう少しかかるかなぁと思ってたのですが、早くてビックリ!
到着した段ボールを開けてみると、とっても丁寧に梱包されていましたよ。
荷物1つ1つにプチプチ(緩衝材)で梱包されていたのには、感動しました。
おかげで、商品の箱は傷やへこみも全くありませんでした。
他会社の転送サービスも利用したことがあるのですが、ここまで丁寧なのは初めて!
セカンドポストの良かった点
今回セカンドポストを利用してみて、個人的に良かったなぁと思った点もまとめてみました。
会員登録が早い
海外転送サービスを利用するにあたって、パスポートなどの本人確認書類の提出は必ず必要になってくるのですが、セカンドポストの場合、写真を撮って指定されたページにアップロードするだけ。
スマホでもできるので簡単ですし、本人確認書類の認証がその日に済んでとても早かったです。
梱包&対応がとても丁寧
一括転送サービスを利用した際に、1つ1つ丁寧に緩衝材で梱包し直されていたのには感動しました。
さらに荷物が届いた際、発送後など逐一メールがくるので、荷物の状況を知ることができ安心です。
到着した荷物には、かわいいプレゼントも。さらに気持ちをグッと掴まれちゃいました(笑)
郵便物が送れる
セカンドポストでは、郵便物の転送も可能。
例えば海外住所に発送不可のファンクラブ会報誌なども転送してもらうことができるんです。
リチウムイオン電池製品が発送可能
タブレットや携帯電話、ゲーム機などリチウムイオン電池が内臓された製品も発送してもらえます。
リチウムイオン電池の輸入を制限していない国・地域であることなど一定の条件があるので注意。ちなみにタイへはリチウムイオンバッテリー製品はEMSで発送できないため、DHLでの対応が可能です。
セカンドポストの気になった点
全て満足だったわけではなく、ここが気になったなぁという点もありました。
EMSのみ
セカンドポストでは、EMSのみの対応になります。
これはそれほど気にはならないのですが「それほど急がないから送料を抑えて送ってほしいなぁ」という場合のために、EMS以外の選択肢もあれば嬉しいなぁと思いました。
現在、新型コロナウイルスの影響で一部の国でEMS引受けが停止しています。セカンドポストでは、EMSが再開するまでの間の代替としてDHL、もしくは国際郵便船便で対応しています。インド以外すべての国・地域についてDHLでの配送が可能。船便は配送できない国がありますので、注意。
住所が北海道
会員登録後に発行される自分専用住所が北海道だったという点。
多くの海外転送サービス会社が関東地方だったので、てっきり関東だと思いきやまさかの北海道。会員登録して初めて気が付きました。
ネットショッピングでは、北海道までの送料が関東地方宛てよりも高くなる場合があり、荷物到着までの日数も1~2日遅くなります。
1日でも早く転送して欲しいという場合には注意が必要だと思います。
システム利用料がかかる
転送サービスの決済は、クレジットカードもしくはPayPalになるのですが、どちらの支払いでもシステム利用料(5%)がかかってきます。
ただ、EMS代金が何度利用しても10%割引となるので、全体でみればとんとんになるかな。
まとめ
今回セカンドポストで海外転送サービスを利用してみて、全体的にとっても満足です。
梱包もとても丁寧で、特に大事な荷物でも安心してお願いすることができるなぁと感じました。
また、転送してもらいたい荷物があった場合は利用したいなぁと思います。
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