日本に入国するとコロナ対策として空港で2つのスマホ用アプリを強制的に入れられます。
1つは陽性者と接触したかを知らせる「接触確認アプリ」。
もう一つは今回この記事でまとめている「MySOS」です。
個人的には日本入国後のホテルの隔離や14日間の隔離よりも大変だったのがこのアプリの存在。
大変というよりもストレスの根源・・・。
このアプリからは既に解放されて晴れて自由の身になりましたが、体験した記録としてまとめておこうかと思います。
スポンサーリンク
[toc]
MySOSとは
日本入国時の空港検疫の際に自分のスマートフォンに強制的にインストールされるアプリです。
スマートフォンをもっていない場合は空港でレンタルさせられることになります。
このアプリは、
- 健康状態報告
- 現在地報告
- 待機場所登録
を管理できるようになったアプリで、空港での強制隔離、さらに強制隔離後の自主隔離中にアプリ使用者の行動を監視されるものなのです。
毎日起こること
アプリを通して毎日以下のようなことが起こります。
- その日の健康状態報告をする
- 現在地を報告する
- AIからのテレビ電話
- 調査員からのテレビ電話
健康状態報告
毎日11時までにアプリを通して健康状態報告を行わなければなりません。
このような感じで熱はないか、風邪のような症状は出ていないかなどを問うものです。
現在地報告
1日1、2回現在地を報告するようにアプリから通知が届きます。
アプリの最初の画面にある現在地報告をタップするのみで完了します。
AIからのテレビ電話
1日1回AIから電話がかかってきます。
着信の前にアプリからこんな感じで通知がまず届きます。
アプリから電話がかかってくると以下のような画面になります。
顔と背景が映るように設定して、30秒間の録画が終わるのをひたすら待つのみ。
特に会話もありません。
調査員からのテレビ電話
こちらも1日1回電話がかかってきます。
画面はLINEのテレビ電話の画面とほぼ同じなのですが、調査員側が映っていないという点が違います。
こちらの様子のみ調査員側から見えている状態なんです。
私は子供と一緒に隔離だったので、同時に子供も一緒に画面に映るようにしなければなりません。
AIからの電話と同じで、事前に申告があった待機場所にいることが分かればOKがでます。
会話は30秒ほどで終了。
電話がかかってきた時間
着信履歴に残っていたので表にまとめてみました。
AIからの電話 | 調査員からの電話 | |
---|---|---|
1日目 | 18:15 | |
3日目 | 12:04 | |
4日目 | 11:56 | |
5日目 | 10:49 | 11:51 |
6日目 | 11:28 | 10:50 |
7日目 | 10:31 | 12:31 |
8日目 | 10:20 | 16:54 |
9日目 | 10:44 | 14:15 |
10日目 | 10:40 | 10:23 |
11日目 | 9:45 | 10:07、13:19 |
12日目 | 9:41 | 15:15 |
13日目 | 9:41 | 12:16 |
14日目 | 9:34 | 10:19 |
強制隔離中はAIからの着信のみ、自主隔離中は調査員からの電話もプラスされました。
私の場合は午前中のうちに着信があることが多くて、午後はホッとできたのがありがたかったです。
赤字の個所は電話に出れなかった時間。
ちょうど何かでバタバタしていて、さらにマナーモードになっていたので着信にも気づかず・・・。
電話に出れなかったらどうなるんだろう・・・とドキドキしていましたが午後に再度電話があり、そちらは受けることができたので一安心。
聞くところによると、着信があっても出られなかったときはすぐ現在地報告をして「ちゃんと待機場所にいますよ」とアピールしておくといいらしいです(笑)
まとめ
自主隔離中はどこに外出するわけでもなかったのですが、アプリからいつ連絡があるかとドキドキしていると、常に監視されているような気分でとってもストレスでした。
そして必ずと言っていいほど、何かしてる時に着信があるんですよね・・・。
自分だけならまだしも息子も一緒にとなると、これがまた一苦労。
ただでさえストレスが溜まっているのに、自主隔離中も後半になると息子もイライラして言うこと聞いてくれないし・・・。
ちなみに、開放日にはこんな感じで通知がきますよ。この時の喜びと言ったら!
今はとにかく無事に終わってよかったです。
こちらもCHECK
タイ帯同終了!コロナ渦での日本(関西空港)へ帰国レポ!空港編
続きを見る
コロナ渦で日本(関西空港)へ帰国レポ!空港検査&隔離ホテル編
続きを見る